父の兄弟は6人いて、全員が同じ市内に住んでいて
とにかく中のいい兄弟夫婦なのです。
今年に入り、父の弟のお嫁さん(叔母)の乳癌が見つかりました。
うちの母は、自分の事のようにショックを受け
私にいろいろ調べてって、心配ぶりはまる他人事ではない感じでした。
抗がん剤での治療が始まり、それを終えたら手術になると
経過は聞かされていましたが
今年のお盆は、チビの新型インフルエンザ騒動で帰省できず
叔母にはしばらく会えずにいました。
9月、お盆の中日に父の実家へお墓参りに行った時
久々に叔母に会いましたが、依然と変わりなく明るい笑顔の素敵なままで
安心しましたが、ここまでになるのにどれだけ辛かったのだろう。
いや、まだいろんな思いはあると思うのです。
そんな中、冷えの話になり
(ガン細胞がいちばん繁殖するのが体温35℃台なんですって)
叔母がかなり冷えを感じているというのを聞きました。
それで私は、冷えに関する本をプレゼントしようと
Amazonで注文した本にブックカバーを付けて、叔母に手紙を添えて送りました。
とっくに届いてであろうはずなのに、叔母から何も言ってはきません。
急に不安になりました。
良かれと思ってしたことでも、今病気という渦中にいる叔母にとっては
余計なお世話だったのだろうか…と。
だとすれば、大変なことをしてしまったんじゃないかと
今度は後悔し始めていました。
ちょうど今日、ラウンジでマネージャーにその話をして来たところです。
しかし、帰宅してビックリです。
叔母からはがきが届いていたからです。
趣味の絵手紙でした。
内容は、早期発見の為の検診の大切さ
本と手紙に対するお礼
自分が元気になることが周りに対する恩返しで
とても感謝していると。
そして、目標に向かって前向きに頑張っていくねと。
なんだかこっちが涙ぐんでしまいました。
<これがその絵手紙です>
2009 年 10 月 5 日