2009 年 8 月 1 日
『私という運命について』 白石 一文
文庫本です。
~あらすじ~
大手メーカーの営業部に総合職として勤務する冬木亜紀は
元恋人・佐藤康の結婚式の招待状に欠席の返事を出しかねていた。
康と別離後、彼の母親から手紙をもらったことを思い出した亜紀は
2年の月日を経て、その手紙を読むことになり…。
女性にとって、恋愛、結婚、出産、家族、そして死とは?
一人の女性の29歳から40歳までの
揺れる10年を描き、運命の不可思議を鮮やかに映し出す。
久し振りに小説の最後で泣かされました。
遠回りしても結婚まで辿りついて
若くて結婚したわけじゃないからこその愛情や考え方
そして突然襲う最愛の人の死
普段、文庫本は通勤に持ち歩いてるので
家でまで読まないんだけど
これは先が気になってしまい
珍しく家でも読んでしまいました(笑)
これだけ愛せて愛されたら
たとえ一緒にいた時間が短くとも
とてもとても幸せな人生なのかもしれない。
よければ読んでみてくださいね。