2009 年 11 月 12 日
観て来ました。前半の方が泣けました。
ジャンボ機で命を落とした人達と家族の心情が本当によく出ていて
某事故の時のご遺族の気持ちを思うと本当にやりきれない気持になります。
きっと、あれが現代の会社組織なんだなぁと。
政治家も会社のトップのほとんども、自分の私利私欲の為にはどんな事でもしてしまう。
正当な意見を持ち、皆の為にと考えて行動する人は疎まれて…。
正義を貫くって、今の社会じゃ損してしまう?という感じ。
そして、改めて『だからサキナは、社長は凄いんだなぁ』と思いました。
自分の為じゃなく、周りの皆の為にそしてその人達の「より幸せ」を願って信念を持ち
しかも言葉だけじゃなく常にそれを基に行動している会社と社長なんて
この世にいくつあるのでしょう。
この映画を見たら、きっとサキナに出会った人は
本当に良い会社に出会えたと、更に思うんじゃないでしょうか。
恩地(渡辺 謙)さんは、会社は基より信じていた友人(三浦 友和)にも裏切られ
何年も海外のへき地へと転任させられてしまう。
そして、会社を再建させようと恩地さんを右腕として頑張ってた会長(石坂 浩二)も
政治家の名誉の為に辞任に追い込まれる。
会社組織の理不尽さ…。
きっと、みなさんのご主人もそんな中で日々戦っているのでしょう。
観た後で、ご主人に『より』優しくなれるかもしれませんよ(‘-‘)フフ
それにしても3時間半は長いですー!
途中1:45で休憩10分入りますけど、腰痛お持ちの方はくれぐれもご注意ください。
『沈まぬ太陽』観る前に、接骨院で治療してから行かれるといいかもしれませんよ(笑)