2009 年 10 月 7 日
辻 仁成
いつも人はサヨナラを用意して生きなければならない
孤独はもっとも裏切ることのない友人の一人だと思うほうがよい
愛に怯える前に、傘を買っておく必要がある
どんなに愛されても幸福を信じてはならない
どんなに愛しても決して愛しすぎてはならない
愛なんて口に出した瞬間、消えてしまう氷のカケラ
サヨナライツカ
永遠の幸福なんてないように
永遠の不幸もない
いつかサヨナラがやってきて、いつかコンニチワがやってくる
人は死ぬとき、愛されたことを思い出すヒトと
愛したことを思い出すヒトとにわかれる
私はきっと愛したことを思い出す
こんな冒頭から始まる小説です。
内容がかなりオトナな描写なので
初めて読んだ時には(○o○)ドキッとしましたが
最後のほうは涙・泪・ナミダです。
映画化される話はだいぶ前から耳にしていましたが
いよいよ…みたいですね。
過激(オトナ)な部分、小説からすると前半は多いような。
内容的には一人の女性の一途な恋の話だと思うんですけどねぇ。
アナタハ サイゴ二
アイシタコトヲ オモイダシマスカ
アイサレタコトヲ オモイダシマスカ