2009 年 10 月 7 日
サヨナライツカ
辻 仁成
いつも人はサヨナラを用意して生きなければならない
孤独はもっとも裏切ることのない友人の一人だと思うほうがよい
愛に怯える前に、傘を買っておく必要がある
どんなに愛されても幸福を信じてはならない
どんなに愛しても決して愛しすぎてはならない
愛なんて口に出した瞬間、消えてしまう氷のカケラ
サヨナライツカ
永遠の幸福なんてないように
永遠の不幸もない
いつかサヨナラがやってきて、いつかコンニチワがやってくる
人は死ぬとき、愛されたことを思い出すヒトと
愛したことを思い出すヒトとにわかれる
私はきっと愛したことを思い出す
こんな冒頭から始まる小説です。
内容がかなりオトナな描写なので
初めて読んだ時には(○o○)ドキッとしましたが
最後のほうは涙・泪・ナミダです。
映画化される話はだいぶ前から耳にしていましたが
いよいよ…みたいですね。
過激(オトナ)な部分、小説からすると前半は多いような。
内容的には一人の女性の一途な恋の話だと思うんですけどねぇ。
アナタハ サイゴ二
アイシタコトヲ オモイダシマスカ
アイサレタコトヲ オモイダシマスカ
もうすぐですねー☆あたしは愛したことを思い出すかなと思います(^^)
2009 年 10 月 7 日 12:29 PM
冒頭文に引き込まれました
読書の時期だしいつもはミステリー派ですが恋愛小説も良いですね
死ぬときはずっと愛してると思ってたけどホントは愛されてもいたんだっみたいな事を思い出したい
2009 年 10 月 7 日 2:47 PM
>あぉPさん
こんにちわ~
もうすぐみたいですねぇ。
観に行く予定なのですか
>ぽちさん
私も本はミステリー系が多かったんですけどね。
冷静と情熱のあいだを映画で見てから
辻 仁成の本も読むようになって
サヨナライツカは、何年も前に読了してたものです。
情熱的で、けれど気まぐれに感じる女性が
何年も経って実はその男性を愛し続けていた。
そして、それを知った後で…
ネタばらしはこの辺にしときます(笑)
私もずっと「最後はどっちかな?」って
思っていましたが
ぽちさんみたいに思えたらいいな~ステキ
2009 年 10 月 7 日 7:03 PM
素敵な始まりですね。最後も・・・・。
遊戯が息子たちがお腹に入る前の考え方を思い出してしまいました。・・・恋愛は推進しても結婚に一度も憧れを持たなかった遊戯の・・・。mintさん、さすが良いものを読まれていますね(^_^)
2009 年 10 月 8 日 1:44 PM
>遊戯さんへ
なんだか他人のような気がしません(笑)
遊戯さんのコメントで私も思い出しました。
独身の頃
「結婚に夢なんてない」と言っていたのを。
私も結婚に憧れは全く持ってませんでした~。
2009 年 10 月 8 日 2:57 PM